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見やすいノートは、色より余白。

10月11日
読了時間: 2分

ノートを見やすくしようと思うと、つい色を増やしたくなりませんか。

大事なところは赤。覚えたいところは青。先生が言ったことは緑。さらに蛍光ペンも使って……。

気づけば、とてもカラフルなノートになって

いることがあります。

もちろん、色を使うこと自体が悪いわけではありません。

でも、全部を目立たせようとすると、かえってどこが大事なのか分かりにくくなることがあります。

ノートをまとめている男子生徒

これはデザインでも同じです。

何かを目立たせたいとき、必ずしも色を足す必要はありません。

むしろ、

少し間をあける。

ひとまとまりごとに区切る。

大事なところのまわりに余白をつくる。


それだけで、ずいぶん見やすくなります。

たとえば授業のノートなら、

話題が変わったところで一行あける。例題と説明の間を少しあける。自分の考えを書くところは、少しスペースをとる。

そんな小さな工夫だけでも、あとから見返したときに、

「ここで話が変わったんだな」「ここはひとまとまりなんだな」

と分かりやすくなります。


余白は、「何も書いていない場所」ではありません。

情報と情報を分けるための、大切な情報です。

デザインの基本には、「近いものは同じグループに見える」「そろっていると読みやすい」といった考え方があります。

ノートでも同じで、何を書くかだけではなく、どこに置くか、どれくらい間をあけるかで、見え方は大きく変わります。

そして、これはきれいなノートを作るためだけの話ではありません。

見やすく整理されていると、あとから見返したときに内容を思い出しやすくなります。

「ここが大事だった」「この話と、この例がつながっていた」

と、自分の中でも整理しやすくなります。


前回、「ノートは未来の自分に向けたデザイン」という話を書きました。

未来の自分が見返したときに分かりやすいノートにするためには、色をたくさん使うよりも、まずは情報を整理すること。

そしてその方法のひとつが、余白をつくることです。

色を増やす前に、少し空けてみる。

それだけでも、ノートはずいぶん見やすくなります。

見やすいノートは、色より余白。

そんなふうに考えると、ノートの作り方も少し変わってくるかもしれません。

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